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1 分で読めます 語彙

単語は一人で生きていない

多くの学習者は単語を一つずつ集めます。でも流暢な話者が覚えているのは、その単語が普段いっしょにいる相手です。

温かい言語の温室で、つながった単語カードを並べている Polly。

ほとんどの学習者が早い段階で身につける習慣があります。新しい単語を見つけたら、その訳を横に書く。一つの単語、一つの意味、一行。

自然な学習単位に見えます。でも、そうではありません。

別の言語の単語は、ほとんど一人で生きていません。小さなまとまりで動きます。動詞と相性のよい名詞、名詞のあとに来る前置詞、形容詞がよく修飾する名詞。単語だけを集めると、その単語が連れている相手を見落とします。そして、その相手こそが文を自然にします。

チャンクがしていること

流暢な話者は、考えを一語ずつ組み立てているわけではありません。まとまりを取り出します。make a decision、take a shower、ask a question、get in trouble。まとまりがそのまま来るので、中の文法はもう決まっています。

だから母語話者は、上級学習者が迷う小さな選択であまり立ち止まりません。do か make かを決めているのではありません。そのフレーズが最初から一つのものだったのです。

単語だけで学ぶ人は、毎回その場で組み立てます。チャンクで学ぶ人は、それをしません。文はすでに形を持って出てきます。

一語のリストで十分に感じる理由

単語リストは進歩を数えられます。今月五百語、夏までに千語。数字が増え、アプリも褒めてくれます。

でも流暢さは単語数として保存されるわけではありません。むしろフレーズ数です。考えずに取り出せる完成した小さな表現がいくつあるか。孤立した二千語より、八百のチャンクのほうが自然に聞こえることがあります。

前者は翻訳します。後者はそのまま話します。

役に立つチャンクの形

チャンクは長くなくていいし、慣用句でなくても構いません。言語が実際に使う単位であれば十分です。

  • 動詞とよく一緒に出る名詞
  • 名詞とそれに続く前置詞
  • 形容詞とよく組む名詞
  • 会話で何度も出る小さなつなぎ表現

新しい単語に出会ったとき、聞くべき問いは「これはどういう意味か」だけではありません。「この単語は何と一緒に出るか」です。前者はフラッシュカードをくれます。後者は文をくれます。

簡単な習慣は、単語を書くときに、その単語が入っていた最短のフレーズも書くことです。文全体ではなく、自然に聞こえた二、三語で十分です。その小さなまとまりが、文法も一緒に運んでくれます。

単語だけでいいとき

単語を一つで覚えるのがいつも悪いわけではありません。

  • 具体物や地名など、固定した組み合わせが少ないとき
  • 産出ではなく理解のために読んでいるとき
  • チャンクはすでに知っていて、新しい語だけが足りないとき

大事なのは、すべてをチャンクにすることではありません。単語が相手と一緒に覚えてほしがっているとき、それに気づくことです。

実用ルール

新しい単語を書き留めるなら、たいてい安全なのはこれです。

単語だけでなく、フレーズを残す。

単語リストは認識を鍛えます。チャンクは発話を鍛えます。その違いは、話そうとした瞬間に現れます。正しい言葉が一緒に来るのは、最初から一緒に覚えたからです。

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晴れた草地で、開いたノートのそばにいる Polly が光る空白の吹き出しを持っている。
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温かい言語の作業場で、Polly が文のタイルを一つずつ入れ替えている。
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